光るキノコ?

タッキー816みのおエフエム運営協力として、公開生放送番組「みのたんらじお」に出演させていただくことになりました。

<番組> 「みのたんらじお」

<日時> 11月20日(土曜日)11時20分~(約15分間)

<場所> 滝道ゆずるの足湯前(公開生放送)

<内容> 箕面の山で見つかるキノコの話題など

「光るキノコのお話、楽しみにしています。」と言われていますが何を話せば?

トークが苦手なんで、少しカンニングペーパーを作っておきますか~(笑)

やっぱり自己紹介からかな?

2013年1月から「外院の杜に生えている?を全て調べたい!」と毎週末欠かさず観察している吉成と申します。

なぜそんなことを始めたのか?これは話が長くなるので割愛しますが、「?って1年中出るんだ!」というのが1年目の感想。また、?は植物でいうところの花、翌週にはなくなっていることが多いのです。発生期間はとても短い。桜が春にしか咲かないのと同じです。ただ、1年中何かしかの桜が咲く感じで楽しめます。とはいえ、雨が降らない日が長く続くと途端に出が悪くなるので、気ののらない日もありますね?

この9年間に外院の杜で見つけた?、おそらく500~1,000種類くらいだと思います。「アバウト過ぎるやろ~」と思われるかもしれませんが、?は万の位の種があるだろうと言われています。その中で名前が付いている?はたったの数千種。最も掲載種数の多い図鑑でも1,000種ちょっとです。そして、DNAを比較できるようになってから、これまで単独種とされてきたものが複数の種に分けられることもしばしば。2016年には外院の杜でもよく見かける「キクバナイグチ」が3種に分けられました。?の名前を特定するのはホントに大変です?

「光るキノコのお話、楽しみにしています。」と言われているので、そろそろ本題に入りますね。

名前のついていない?が山ほどあるということは実感いただけましたか?外院の杜でも名前の分からないものの方が多いです。多くは、特徴が乏しかったり、美しくなかったり、美味しくもない?達です。そんな名前のない?をたくさん見てきました。

でも稀に、特徴的であったり、息を呑むほど美しい?を見つけることがあります。今日はそういった?達を紹介していきます。時間の都合上、1種類で終わってしまいそうですが(笑)

 

■ヒスイタケ(と呼んでいる?)

どの図鑑にも載っていない?です。ワカクサタケの仲間ではないかと思います。まだ、外院の杜のとある苔むした場所でしか見つかっていません。

苔の隙間から顔を出したところ。
少し生長しましたが、まだまだ幼菌の部類。
傘が開いた成菌。太陽の光が透け、まるで光っているように見えます。
さらに成長し辺りも明るくなってきました。
双子ちゃんも^^

 

ちなみに、2021年の日本菌学会写真展で会長賞を受賞した?です^^その際、慶応大学の糟谷先生が興味を持たれたようです。次回発生したら標本として送り、DNAを調べていただくことになっています。もしかしたら、箕面発の新種?になるかもしれませんね!

■脳みそのようなキノコ

何とも不思議な傘を持った?。たった1度、2016年7月17日に発生を確認しました。毎年、その時期に探すのですが、それ以降見ることが出来ていません。

■まっくろくろすけ

トトロの映画に出てくる「まっくろくろすけ」のような?。たった1シーズン、2015年11月~2016年5月まで出続けました。冬~夏前まで出るという季節感のない掟破りの?です。ホコリタケの仲間のように思いますが、よく分かりません。また見たい。

 

 

他にも山ほどあるのですが、2019年のオオサカきのこ大祭で展示した?写真を並べたページがあります。「箕面の?に興味を持ったぞ!」という奇特な方がおられましたら、こちらもご覧ください^^

オオサカきのこ大祭2019 写真展

なお、先週撮影したナメコやシイタケの写真を載せておきますね。今週も出ているハズです。今日はぜひ、?を探し歩いてみてください(^o^)/

ナメコ
シイタケ
ヌメリスギタケ
ロクショウグサレキン(?)
ハチノスタケ
ウスヒラタケ

 

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